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口腔外科、顎関節症治療、スポーツ歯科
口腔外科
「口腔外科」は、歯や歯ぐきだけでなく、舌や唇、顎の骨や頬など、お口周りの組織に起こる病気を治療する分野です。全身疾患につながるお口の病気などにも対応しています。
一般歯科に比べ、非常に狭い部分の精密な手術を行うことが多く、確かな技術、知識と経験が必要になります。
また、日本人の顎の大きさは食生活の変化などにより小さくなってきており、親知らずは並びきらずにななめに生えてくることがほとんどです。このような場合、食べ物がつまりやすく、親知らずだけでなくまわりの歯まで虫歯や歯周病になってしまうので抜歯をお勧めします。
当院では担当医制度をとっており、日本口腔外科学会認定医の黒川貴史が治療を担当します。お口周りで気がかりなことがありましたら、何でもおたずねください。また、必要に応じて川崎市立川崎病院、鶴見大学歯学部附属病院、太田総合病院などをご紹介致します。当院は鶴見大学附属病院共同診療医、太田総合病院提携医です。
水平埋伏智歯の抜歯
歯にかぶっている歯ぐきを切ってめくり、歯にかぶっている骨を削ります。その後、歯冠部を分割して抜歯し、歯ぐきを縫って終わりです。通常30分程度で終わります。
顎関節症治療
現代病のひとつとして、最近特に増えている「顎関節症」。下顎の関節が、頭蓋骨にある関節に正しく当たらず、関節円板という軟骨がずれてしまったり、顎の関節や周りの筋肉に負担が生じてしまう病気です。顎を動かす際に痛みを感じる、雑音が聞こえる、口が開かなくなる、などの症状が起きます。
治療方法としては、専用のマウスピースや薬を用いて、顎関節を整えていきます。
治療には専門的な知識と経験が必要で、院長はこのマウスピースの研究で博士号を取得し、日本顎関節学会の専門医でもありますので安心して治療をおまかせいただきます。
顎関節について
口を閉じている時
口を開いている時
顎関節は耳の前あたりにあり、下顎頭という骨のでっぱりと下顎窩という骨のへこみ、そして関節円板からできています。正常な場合、口を閉じている時は、関節円板は下顎頭と下顎窩の間にあり、口を開けると、下顎頭と一緒に関節円板も前に移動します。
スポーツ歯科
「スポーツ歯科」と聞いて、「スポーツと歯にどんな関係が?」と思う方がいるかもしれません。しかし実は、両方は非常に関係深いものなのです。
スポーツをしていて、ぐっと力を入れる瞬間がありますよね? 歯を食いしばって力を入れたいときに、痛みを感じたり、左右どちらかの歯が欠損していてうまく咬み合わなかったりしたら、どうでしょうか? 体のバランスが取れず、力が入らないでしょう。咬み合わせの不具合で正しい姿勢が取れなくなってしまうこともあるのです。また、スポーツ時には「スポーツ外傷」といって歯の破折や脱臼、顔や下顎の骨折、脳震盪などが起こることがあります。
「スポーツ歯科」では、スポーツをする方が安全かつ、ご自分の能力を存分に発揮できるよう、マウスピースなどを利用して、お口の環境を整えるお手伝いをします。スポーツをする際にお口に違和感を覚える、咬みしめてしまう、歯や口を守りたい、スポーツ競技力を向上 したいなど、何かお悩みのある方は、お気軽にご相談ください。
※院長は日本スポーツ歯科医学会の元マウスガードインストラクターで、かながわスポーツ・健康づくり歯学協議会の理事を務めていました。